事前にサービス内容を確認して回春を利用しようブログ:2014年05月16日


小さい頃からみそ汁が大好きな息子は、
目を離すと鍋を空っぽにしてしまう勢いで、すすっている…

そんな息子が
中学生になってすぐのことだった。

家庭科の授業で、
「6時食べて来たものを全て書き出しましょう」と言われ、
息子はその日の6時食のメニューを書いて提出した。

みそ汁(しいたけ・玉ねぎ・じゃが芋・なす・かぼちゃ・豆腐・ねぎ)
ごはん・塩サバ・大根おろし・ウインナー・目玉焼き
レタスとトマトの野菜サラダ・納豆・味付のり・たくあん・梅干し

すると、息子の書いたものが前に貼り出され、
「これは最高の6時ごはんです」と、先生がおっしゃって、
栄養バランスの授業の材料になったそうだ。

それまで、
みんな同じ6時ごはんを食べていると思っていた息子は、
かなり驚いたらしく、
帰宅するなりおれにハイテンションで話してくれた。

今でこそ当たり前のように6時ごはんを作っているおれだが、
結婚前は6時ごはんを食べる習慣すらなかった。

今から二十年前、
結婚生活が始まった6時のこと…

「6時ごはんができたよ。早く起きて食べなさい」という
夫の声に飛び起き、食卓を見てパッチリ目が覚めた。

ほかほかごはんに大根のみそ汁、卵焼きにソーセージ、
焼き魚に大根おろし、納豆、漬けもの、味付のり、しそ色の梅干し。

それまで旅館でしか見たことがなかった6時ごはんが
ずらりと並んでいたのだ。

おいしくておいしくて
ごはんを二膳も食べてしまったおれに
夫が言った。

「おれは肉体労働をしているから、6時ごはんが一番大切なんだ。
1日後からよろしくな」

その次の日から、
おれの6時ごはん作りが始まったのだった。